2011/02/24

コールドスタンバイ構成の運用

■運用方法
現用機が故障したら、予備機をしようするように、設定変更する。

例えば以下図のようにルータが故障した場合は、
ルータの予備機に線をつなぎ変えることで、システムを復旧させる。


■注意点
現用機と予備機の設定内容は常に同じにしておくこと。

■用語
・コールドスタンバイ
⇒予備機を普段使わずにおき、現用機が故障したら予備機を接続する運用体制のこと。
※詳細はwiki参照。

2011/02/23

システム冗長化の基本

システムの冗長化とは
「障害が発生しても予備の機材でシステムの機能を継続できるようにすること」
を指すようです。

システム冗長化するには、以下のステップを実践することが基本なようです。
  1. 障害を想定する。
  2. 障害に備えて予備の機材を準備する。
  3. 障害が発生した際に予備の機材に切り替えられる運用体制を整備する。
1.障害を想定する。
どのような障害が発生するのか、想定することから始まります。

例えば、以下のような構成の場合であれば
  • ルータが故障してシステムが停止する。
  • サーバが故障してシステムが停止する。
というのが考えられます。

2.障害に備えて予備の機材を準備する。
上記の構成であれば、以下の機材の予備を準備することになります。
  • ルータ
  • サーバ
予備機を追加した構成は以下のようになります。

    3.障害が発生した際に予備の機材に切り替えられる運用体制を整備する。
    動作中の機材と予備の機材をどのように運用するか、
    それら体制を整備します。
    • どの部分にどのような障害が発生するか
    • 障害が発生した場合、機材をどのように運用するのか
    など、様々な対応を検討する必要があります。